歌ったり聴いたり、音楽を楽しむ生活ってやっぱり最高!

私が初めて音楽と出会ったのは、幼稚園の時でした。習い始めたピアノ教室で、童謡や唱歌を歌うレッスンがあったのです。そこで声を出して歌を歌う事の楽しさを知りました。本業のピアノのレッスンよりも楽しくて、週に一度のレッスン日を待ちわびるようになりました。

初めて音楽を聴いてビビっときたのは小学5年生のときでした。
いつものように自転車にのって本屋に行きなんとなく漫画を立ち読みしていたところ、本屋で流れていた有線の音楽の1曲が、急にその曲だけクリアに耳に入ってきたんです。
その曲は奥田民生の「愛のために」という曲でした。
何故だかはさっぱり分からないのですが、今まで曲を聴いてもモア~と全体像としての曲しか聴こえなかったのが、その体験をしてからはギター、ドラム、ベース、ボーカルが独立して聴こえるようになったんですよね。

私はこれを、耳が自我を確立した瞬間だと思っています(笑)
そこを境に、私は今まで曲と言ったらボーカルにしか興味がなかったんですが、曲の構成そのものがとても気になるようになりました。
ベースだけ、コーラスだけ、とパートごとに聴いてもなんだか分からないのに、組み合わさることによって曲が成立するなんてよく考えたら不思議だと思いませんか?

私はなんとか自分の持ってるCDの曲の、パートごとの演奏を聴きたくて色んなことをしたものです…。
ミックスするときに音をRとLで聴こえ方が違うように割り振っている曲が好きでしたね。
奥田民生さんの曲からファンになったユニコーンの曲で言いますと、「ケダモノの嵐」という曲がLとRで完全にパート別の演奏を聴くことが出来るので大好きでした。
左右のスピーカーにつながっている端子を片方だけ引っこ抜いてよく聴いていましたね。
そうやってそれぞれのパートの演奏を覚えると、曲が鳴っていなくても自分の頭の中でテトリスのように各パートの演奏がカチッカチッと組み合わさっていって、いつでも好きなように再生することができるんです。

そんな私が影響をあたえた音楽と出会ったのは、大学生の時でした。合唱サークルに入らないかと友人に誘われ、なんとなく入ってみたら、すぐにその楽しさに魅せられました。声と心を揃えて、皆で歌うこと。そのワクワクとした楽しさは、他の事では経験できない大きな喜びでした。
合唱サークルの活動の一環で、幼稚園のクリスマス会や公民館で歌わせてもらう事があったのですが、静かに音楽を聴いてもらう事よりも、歌う事の楽しさをまずは知ってほしくて、お客さん参加型のコンサートにしたりしました。お客さんが、最初は恥ずかしそうに、けれど最後には楽しそうに歌ってくれるのを見ると、本当にやってよかったと思います。

それからは腕試し的に、小さなライブハウスだったり、クラブだったりに結構歌を歌いに行くようになりました。
すごく楽しんですよ!それが!ライブハウス 大阪 ボルケーノさんにもかなりその時期はお世話になりましたね。

また、歌うだけでなく、いろんな音楽を聴く事に興味を持ったのもこの頃です。CDを買ったりレンタルで楽しんだり、自分の好きな分野(私はバラードが好きなのですが)だけでなく、友達に勧められるがままに聴いたポップスの中にも好きな曲を見つけ、繰り返し聴くようになりました。
音楽の楽しさは、歌う事聴く事、両方楽しめる所にあると思います。気取らずに声を出して歌えば、それでいいんだと思うのです。最近はカラオケボックスがあるので、歌う場所にも困りませんし、好きな音楽をダウンロードして気軽に聴く事もできるようになりました。

合唱サークルには、社会人になった今も参加していて、仕事の合間を縫って練習し、定期的にコンサートを開いています。幼稚園で歌わせてもらう度に、自分が初めて音楽と出会った時の事を想い出します。そして、この子供たちの中にもまた、音楽を楽しいと感じてくれる子が現われればいいなと、彼らの笑顔を見ながら思っています。

そういえば好きな曲のギターだけをコピーして楽しむ人もいますよね。
私はいつか全部の楽器を自分で買って練習して、自分1人の演奏で1曲すべてコピーしたいなぁと思っています。
頭の中だけじゃなくて、実際の演奏でも全ての音を自分で鳴らせたら素敵ですよね。